鶴林寺から太龍寺、そして平等寺へ❣️
2020年 10月 08日

何とか6:40分に宿を出る。
へんろ路にある休憩所です。
約1時間半で駐車場に着いた。風が気持ちいい。
鶴林寺のへんろ路は一直線に、爪先立ちで登って行く感じで、
しんどいですが、気持ちの良い道です。
駐車場のトイレが新しくなっていた。
今朝からお腹の調子が悪い。
しばらく休憩していたら、トイレに行きたくなる。
こんなウダウダとした気分の日は行程が進まない😅
結局40分ぐらいのトイレ休憩、and嫁さん電話❣️
四国霊場第20番鶴林寺。
本堂前に一対の鶴が❗️知らなかった😅
「一に焼山、二にお鶴、三にお龍… 遍路道で山坂がきつい場所を “遍路ころがし” と呼びますが、
とりわけ山のお寺が多い徳島県では、
これら3つの札所を『阿波三大遍路ころがし』と呼んでいます」そうです。
キレイに倒れているのか❓倒されているのか⁉️
鶴林寺からの下りの遍路道も結構大変でした。
台風の影響か、とにかく倒木が多かった😅
大井小学校は休校中の学校ですが、遍路さんにトイレを貸してくれています。
前回通った時に、外人さんが野宿していました。
ルールを守ったらOK、みたいな表示がありました。
那賀川の流れ!カヌーしたい🛶
へんろ路を行く。
鶴林寺を望める場所が2カ所ほどありました。
お参りを終えて太龍寺ロープウェイ乗り場に。
乗り場から少し離れた場所にトイレがあった。
これからへんろ路に入るので、このまま行くと不安が残る。
トイレを使っとこう😅
ロープウェイ乗り場から700メートル程進むと、舎心ヶ嶽に着きます。
お大師さんが!
ここはお大師様が19才の時100日間修行された場所。
最も近くまで行けるのですが、高所恐怖症の私には無理😅
ロープウェイ乗り場からも見えていましたし、舎心ヶ嶽の存在は知っていたのですが、
捨身ヶ嶽だと思っていたので(身を捨てるような場所)、
近づく気にはなりませんでした。
しかし今回はここを越えないとへんろ路に入れない様なので、Go❗️
ミニ88カ所の仏像が並ぶ、結構きつめの坂を登り、
お大師様の後ろ、舎心ヶ嶽霊場に到着!
何でこのへんろ路が途絶えていたのだろう⁉️
本当に不思議に思いながら進んだのでした。
夕方4時以降、また天候の悪い日は通行を控える事!
細い箇所があるので、装備を充分にして通行する事!
但し書きがあったが、一応まだ2時過ぎなのでギリギリセーフ❣️Go❗️
写真で伝わるがどうか分かりませんが、1㌔程進むと様子が変わって来た。
さらに行くと、とうとう牙をむいてきた😱
牛がのんびりと草を食んでいた。
15:36分、阿瀬比へんろ小屋に到着。
呑まず食わずで来たので、鶴風亭の奥さんに頂いたお接待のおにぎりを食べ、しばらく休憩した。
慌てて食べたので、写真を失念😅美味しかったです。
しかしまだ大根峠へんろ路が残っている😱
山越えのハードな下り❗️
30分で休憩を切り上げて出発した。
水が無くなったので、ナイスなタイミングであった自販機で購入😁
しばらく進んで、買った水を取り出してこなかった事に気づいた😵
そのまま進もうか❗️とも考えたが、水なしで下れるへんろ路では無い❗️
引き返した。あった🤭
このロスも大きいのです。でも、やはり水は必要でした😅
16:30分頃、大根峠の頂上に着いた。
まだ残り3.5㌔程残っている。
あと小1時間程は掛かる計算なので、宿に電話を入れた。
おばちゃんは、まだ1時間半はかかるよ❗️と心配してくれたが、
駆け降りたので結果的には45分で宿に到着した。
先客が4名、皆んな浴衣で寛いでいた。
直ぐにお風呂に入り、洗濯もさせてもらって、夕食にも途中で乱入出来た😅
ご迷惑をお掛けしました。
蚊がいたのがご愛嬌でした。洗濯はお接待、昔から親切なおへんろ宿です。
昔、嫁さん連れの遍路で、嫁さんは山茶花に予約していたのですが、私は野宿しようと思ってました。
というか、何泊か野宿をしたうちの3回目だったと思います。
(柳水庵のへんろ小屋、神山温泉の公園)
今夜は何処でどうしよう⁉️
嫁さんと別れて、真っ暗になった平等寺の門前に、途方に暮れて陽も暮れて、座り込んでいました。
「おへんろさん、今夜の宿は決まってるの❓」
「いえ、まだ決まってません」
座り込んでいた私に声を掛けて下さったのは、散歩中の男性でした。
その男性から善根宿(無料で宿泊をお接待してくれる)を紹介していただき、
施主さんの金物屋さんを訪ねて、その日は無事に善根宿に泊まる事が出来たのでした。
昨日沼江のローソンでタクシーを降りた時に、目の前でイートインしていたおへんろとバッチリ目が合った。
その後ともに生名まで歩き、彼は金子屋に泊まり私は鶴風亭泊!
今朝からも何度か抜きつ抜かれつしながら歩いた。
足は私の方が早いのですが、トイレ休憩が長すぎるので、
鶴林寺でも太龍寺でも彼の方が早く出発。
しかし私が取った「蘇ったへんろ路」ルートは、普通のおへんろさんのルートとは違っていたので、
太龍寺での30分の遅れは取り戻すした⁉️と思って阿瀬比へんろ小屋で、食事休憩を取りながら彼を待っていました。
今夜の宿も同じだし、へんろ路を通れば会うと思っていてのですが、
あんまり時間もないので出発したのですが、なんと宿で出会った彼は浴衣姿でした。
それまで挨拶程度だったのですが、食事の時間に隣になり、話はルートの事に!
太龍寺からへんろ路は駐車場に向かうのですが、間違って「かも道」を行ったらしいのです。
それで間違いに気付いて戻り、クルマのお遍路さんに送ってもらったという事でした。
彼は大分ショックだったようです。
「何でタクシーを使ったのですか?」
タクシーを降りてきた私の事も不思議だったらしく、そう尋ねられた。
「私も昨日徳島市内で道を間違えて、立江寺に到着したのが3時半でした。
あと10㌔あったし、6キロだけタクシーを使ったんです!」と答えました。
すると別のおへんろさんが、
「あの宿は普通の民宿だから、電話して待ってもらったら良かったのに」
「予約の電話で、5時半も6時までも歩かんといてな❗️と、念を押されたんですよ」
そう言うと、皆んな大笑いした。
「あなたは、今日も峠から走ってきたやろう!
トレイルランやなぁ❗️」
彼は古参のおへんろさんらしく、あそこは走れるよなぁ!と付け加えた。
「ワシは毎日4時発や!」らしい!
お弟子さんも出来ていて、明日も4時発だそうである。
by fundarike
| 2020-10-08 16:05
| お遍路























